Mini Shield for NanoPi NEO Core/Core2 はミニというだけあって名刺ぐらいのサイズで基板のサイズは 5.6cm×8.5cm です.(USB や LAN のコネクタが数ミリはみ出しています)
NanoPi NEO Core は電源とマイクロ SD カード以外はピンヘッダしかないのでそのままでは使いづらいです.(だからあまり日本で売ってないのかも)それで,とりあえず,すぐ使えるように
Mini Shield もいっしょに買ってみました.
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Mini Shield for NanoPi NEO Core/Core2 |
M.2 スロットがついていて SATA タイプの SSD がつけられるようになっています.このM.2 スロットは切りかき(key)が B タイプですが実際に結線されているのは SATA のみですので NVMe など PCIe を使う M.2 カードは使えません.長さも 2242 用のネジ穴だけがつけられています.
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JMicron JMS567 周辺 |
M.2 スロットと NanoPi NEO Core/Core2 の間は
JMicron JMS567 が USB 2.0 でつないでいます.このチップは USB 3.0 にも対応していますが Nano Pi NEO Core/Core2 が USB 2.0 しか持ってないので USB 2.0 になっています.空きパターンは SPI Flash ROMをつけるためのスペースで
回路図では
MX25L1606EM1L-12G (150mil) と書かれていますが,パターンを見ると幅が広い
MX25L1606EM2L-12G (200mil) が正しいようで,
FriendlyElec の wiki には
- Room for an SPI Flash(SOP8-200mil) is reserved. Users can solder an SPI flash on the board.
と書いてあります.
空きパターンのすぐ隣(上)の SOP 8pin のチップは
JMS567 の GPIO につながっている Flash メモリ
PM25LV512 です.
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Mini Shield の付属品 |
付属品としてネジが2本と
赤外線モジュール(VS1838B)がついていました.赤外線モジュールは基板上に刺す場所があります.自分で適当な長さに切って取り付けろ,ということのようです.
VS1838B は単なる受光素子ではなく内部に回路が入っていて,通常の赤外線リモコンで使われる38kHz の搬送波をパルス位置変調したものを検波するようにできています.ネジは SSD を固定するためのものでしょう.
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Mini Shield に NanoPi NEO Core を取りつける |
NanoPi NEO Core を取り付けてみました.ピンヘッダとピンソケットがきっちりしているので一度取り付けると簡単には抜けません.抜けないこともないのですがピンが曲がりそうなので開発用としてこのまま使い続けようと思います.
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ピンヘッダと NanoPi NEO Core のコネクタ類 |
Mini Shield のピンヘッダが
NanoPi NEO Core のすぐそばにあります.マイクロ SD カードのスロットに近いのでマイクロ SD カードの抜き差しする際にはピンヘッダに刺してある線を一度抜く必要がありそうです.